プロミスの借金は任意整理できる!減額事例や3つの注意点
「プロミスの借金、もう返せないかもしれない...」
「任意整理したいけど、デメリットが不安...」
そんなお悩みを抱えていませんか?
プロミスは任意整理の解決例が多く、交渉には柔軟に対応している業者です。
任意整理で将来利息のカットや返済期間を延ばすことによって、月々の返済を楽にすることができる可能性があります。
さらに弁護士や司法書士に依頼すると、督促を最短即日でストップできます。
プロミスの借金でお困りの方は、司法書士法人みつ葉グループまでご相談ください。
借金の状況や抱えている不安に寄り添いながら、あなたに合った解決方法を見つけていきます。
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当事務所の借金減額相談は、無料で利用可能です。相談したからといって、必ずしも依頼をする必要はありませんのでお気軽にご利用ください。
プロミスの借金は任意整理できる!減額事例も紹介
プロミスの借金は任意整理できます。
プロミスの任意整理への対応は柔軟で、基本的には応じてもらえる消費者金融といえます。
多くのケースで利息カットや返済期間延長について和解できている事例があるためです。
しかし、一度も返済していなかったり、取引期間が半年未満などの場合は、一定の利息を要求されることもあるので注意しましょう。
また、昨今借金を抱える人が増えたことで、プロミス側の任意整理への姿勢が厳しくなっている傾向もあります。
実際にプロミスで任意整理した実績について詳しく解説します。
プロミスの借金を任意整理した実績と実例
司法書士法人みつ葉グループでは、プロミスの借金を任意整理した解決実績が約7,300件あります。
その中から、Hさん(男性)のプロミスを任意整理した事例を一つご紹介します。
借金額 | 120万円 |
---|
プロミスから7万円以上の返済を求められていましたが、任意整理の結果、毎月27,000円くらいの返済になりました。
利息0%で返済していくことになりましたので、確実に完済を目指すことができるようになりました。
債務整理の中で、まずは任意整理を検討
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産の3つがあります。
まずは債権者(お金を貸した側)との交渉である任意整理を検討するのがいいでしょう。
債務整理の違いは以下です。
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
---|---|---|---|
借金の減額方法と仕組み | 債権者との交渉 3〜5年の分割払いで返済 |
裁判所に申し立て 3〜5年の分割払いで返済 |
裁判所に申し立て すべての借金返済が免除 |
借金の減額 | 利息のみ | 元金20〜90% | 全額返済免除 |
おもなデメリット | ・ブラックリストに載る | ・ブラックリストに載る ・債権者を選べない ・(住宅以外の)ローン支払い中の財産は失う |
・ブラックリストに載る ・債権者を選べない ・家や車などの財産を失う ・職業や資格に制限がかかる |
期間 | 約3~6ヶ月 | 6~12ヶ月 | 3~6ヶ月 |
任意整理は裁判所を介さないため、債務整理の中では一番時間や依頼費用がかからない方法です。
またデメリットも少ないので、選択肢として一番に検討される債務整理でしょう。
消費者金融の借金で悩む多くの人は「利息が膨らんで返済できない」という問題を抱えています。
プロミスの借金も例外ではなく、将来利息をカットできる任意整理は、完済に前進できる有効な手段ともいえるでしょう。
プロミスの借金を任意整理するメリット
任意整理は債権者と債務者(お金を借りた側)が直接交渉し、利息カットすることで借金を減額して完済する方法です。
任意整理のメリットや特徴は、おもに以下の4つです。
- 将来利息カット
- 3〜5年の分割払いができ毎月の返済額が減る
- 家族や会社にバレにくい
- 財産を手放す必要がない
メリットについて詳しく解説していきます。
将来利息カット
消費者金融からの借入は、住宅ローンやカーローンと比較すると金利が高く、利息が増えやすいローンといえます。
これから増える利息をカットできる任意整理は、こうしたローンの返済に効果的なのです。
たとえば、200万円の借金(金利15%)を任意整理した場合を見てみましょう。
任意整理前 | 任意整理後 | |
---|---|---|
元金 | 200万円 | 200万円 |
毎月の返済額 | 80,000円 | 33,000円 |
合計利息 | 78万9,900円 | 0円 |
返済期間 | 2年11ヶ月(35ヶ月) | 5年(60ヶ月) |
将来利息をカットし、元金のみを5年の分割払いで返済する場合、合計利息が約79万円減額されます。
返済期間を延長したことで毎月の返済額も減額されるため、返済負担を軽減できることになります。
3〜5年の分割払いができ毎月の返済額が減る
任意整理では、最長5年(60ヶ月)まで返済期間を延長する交渉もできます。
上の表の通り、5年と長期の分割払いになれば、毎月の返済額を減らせます。
月々返済した分だけ確実に元金を減らすことができるので、借金の完済を目指しやすくなります。
家族や会社にバレにくい
任意整理は、裁判所を介さない借金の解決方法であるため、他の債務整理と比べると家族や会社(職場)にバレにくいといえます。
個人再生や自己破産は裁判所を介すという性質上、裁判所に出頭したり裁判所から書類が送られてくるため、家族や会社にバレてしまう可能性が高くなります。
任意整理は裁判所を介さない債権者との交渉のため、周囲にバレる要素が少ないといえるでしょう。
財産を手放す必要がない
任意整理をしても財産を差し押さえらえるということはありません。
任意整理は交渉先を選べるので、住宅ローンや車のローンを対象から外せば、財産を手放さずに解決できます。
個人再生は、持ち家は維持できても、ローン返済中の財産は没収の可能性があります。
自己破産は基本的に一定の価値がある財産はすべて没収されます。
プロミスを任意整理する場合の注意点
プロミスを任意整理した場合のデメリットや注意点は以下の3つです。
- ブラックリストに載る
- プロミスや系列会社とは再契約できない
- 任意整理後に滞納すると一括請求される
次で詳しく解説します。
ブラックリストに載る
任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録されます(いわゆるブラックリストに載る)。
これは債務整理全般のデメリットです。
ブラックリストに載ると以下のような影響があります。
ちなみに、一般的に借金を2ヶ月以上滞納すると、債務整理をするしないにかかわらず自動的にブラックリストに載ります。
ブラックリストが解除されるまでの期間は、任意整理の場合は完済から5年です。
プロミスや系列会社とは再契約できない
ブラックリストが解除されても、プロミスの社内情報には借金のトラブルがあった内容が残り続けます。
その情報は系列会社にも共有されているため、プロミスや系列会社との再契約はできません(社内ブラック)。
プロミスは三井住友フィナンシャルグループなので、以下の系列会社などの審査にも通らない可能性が高いでしょう。
- 三井住友銀行
- SMBCモビット
任意整理後に滞納すると一括請求される
任意整理後の返済を滞納すると、残りの借金を一括請求される可能性があります。
1回目の滞納ならば待ってもらえるケースが多いものの、2回以上滞納すると一括請求されるリスクが高くなります。
任意整理の和解締結までの期間と流れ
任意整理をして和解が締結されるまでの流れを解説します。
任意整理にかかる期間は3〜6ヶ月が目安です。
1. 弁護士・司法書士に無料相談
2. 受任および受任通知
3. 債務者の財産の簡易な調査
4. 業者との交渉
5. 和解契約締結
1. 弁護士・司法書士に無料相談
弁護士・司法書士への相談は無料の場合が多いので、まずは気軽に相談してみましょう。
弁護士・司法書士への相談で任意整理することを決め、依頼する場合は委任契約を締結します。
2. 受任および受任通知
弁護士・司法書士と債務者(依頼した人)の間で、委任契約という債務整理を行う契約を結んだあと、債権者(今回の場合はプロミス側)に受任通知が送付されます。
- 受任通知とは
- 依頼を受けた弁護士や司法書士が、債権者に対し「今後私が代理人となり手続きをする」という内容を連絡するために送る通知。
この受任通知は受任の日から2~3日程度で債権者に届き、確認された時点で業者からの督促は止まります。
3. 債務者の財産調査
受任通知の送付と同時に、交渉先に対する取引履歴の開示請求(現在までの借入や返済の履歴請求)を専門家が行います。
弁護士・司法書士が取引履歴をもとに、利息制限法に基づいた利率に直して利息の引き直し計算を行い、返済すべき借金総額を確認します。
4. 債権者との交渉
上記の借金総額の計算のもと、弁護士・司法書士が債権者との和解案を作成し和解交渉に臨みます。
通常は3年(36回)~5年(60回)の分割払いや将来利息のカットなどを交渉します。
一般的な交渉期間は3ヶ月程度です。
5. 和解契約締結
弁護士・司法書士と交渉先である債権者が和解すれば、双方の間で和解契約書(合意書)に調印します。
プロミスの借金に困ったら弁護士・司法書士に相談を
プロミスの借金が払えない、返済が苦しいという方は、弁護士や司法書士に相談してみてください。
基本的に相談は無料です。
専門家に債務整理を依頼する場合は、以下のようなメリットがあります。
- 督促をストップできる
- 返済の条件が有利にまとまりやすい
- 他の債務もまとめて解決できる
督促をストップできる
専門家に依頼すると受任通知が債権者に送られ、最短即日で督促は止まります。
受任通知が送付された時点から債務整理が終わるまでの間、債権者は取り立てをすることができなくなるためです。(貸金業法第21条)
交渉が完了するまで実質的に月々の返済がゼロになり、遅延損害金の加算もされないため、心理的負担も減ります。
返済の条件が有利にまとまりやすい
任意整理の場合、交渉で和解できないとメリットが得られないため、どう交渉するかが重要です。
特にプロミスの場合は年々交渉が厳しくなっている傾向があり、専門知識と経験が豊富な専門家に依頼することが交渉をうまくまとめるポイントといえます。
任意整理の経験が豊富な弁護士・司法書士なら、各金融機関の特性にも精通していますので、交渉をよりスムーズに進められるでしょう。
他の債務もまとめて解決できる
多重債務等で他の業者にも借金を抱えている場合、専門家はまとめて解決を図ってくれます。
多重債務の場合は、ご自身に最も合った選択肢が本当に任意整理であるかは、専門家に相談しながら確認する方が賢明でしょう。
借金を整理して法的手続きを代行するだけでなく、生活再建のプランのフォローもしてくれるなど、借金が増える原因を探って解決方法をアドバイスします。