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イオンカードの支払いが遅れると、最短で翌日からカードが利用停止になるため注意が必要です。
支払いが遅れた場合の対処法は以下です。
<今月のみ支払いが遅れそうな場合>
<すでに複数回滞納し支払いができない場合ている場合>
今月のみ支払いが遅れそうな場合には、カード会社に連絡をして、支払い期限を延長できないか相談するとよいでしょう。
また、引落日の前月20日までは「あとからリボ」に変更も可能です。支払えないことに早い段階で気づいた場合には、こちらも活用しましょう。
もしすでに滞納を繰り返していたり、今後も滞納が続きそうな場合には、債務整理という選択肢もあります。
弁護士や司法書士がイオンカード側と交渉をし、おもに将来利息をカットできる可能性があります。
交渉が完了するまでは督促も原則ストップし、無理のない返済計画が立てられます。
イオンカードの支払いを滞納をし続けてしまっている人は、まず相談無料の弁護士へ問い合わせてみるとよいでしょう。
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イオンカードの返済を滞納してしまった場合、具体的にどんなことが起こるのでしょうか?
滞納を放置していると、カード会社の対応は以下のように進んでいきます。
滞納期間 | 発生するリスク |
---|---|
翌日~3日 | 引き落とし日(毎月2日)に支払いができなかった場合、翌日からカードの利用が停止される。 その翌日から3日間(毎月3日〜5日)、自動的に指定口座からの再振替が行われる(※)。 |
翌日〜滞納解消まで | 指定された支払日に返済が間に合わない場合、翌日から延滞損害金が発生する |
1週間~ | カード会社から電話もしくはハガキ(支払通知書)で督促が行われる。 |
1〜2ヶ月 | クレジットカードの契約が強制解約され、ブラックリストに掲載される |
2ヶ月~ | 内容証明で一括請求の通知書が届く。 |
3ヶ月~ | 最終的に裁判になり財産が強制執行による差し押さえになる |
イオンカードの利用請求は、「毎月10日締め、翌月2日支払い」という少し珍しいスケジュールになっています。
指定口座の残高を確認してなかったり、振り込みを忘れていたりといった理由で支払日に返済が間に合わなかった場合、早ければ支払日の翌日から利用停止になります。
イオンカードは、支払日翌日の毎月3日~5日が平日で、指定口座がイオン銀行である場合に限り、自動で再振替(引き落とし)が行われる仕組みになっています。
ただし、指定口座がイオン銀行以外の金融機関の場合は、再振替(引き落とし)は行われません。イオンカードから届く支払通知書を確認するか、暮らしのマネーサイトMyPageやテレホンアンサー(自動音声応答サービス)から振り込み口座を確認して、入金しましょう。
なお、自動振替で返済できれば支払いから3~5日後にはカードも再開できます。貯めたポイントなどにも一切影響がないため、これまで通りカードの使用が可能です。
イオンカードの引落日に支払いが行われなかった場合、その翌日から「遅延損害金」が発生します。
ただし、イオンカードでは再引き落とし日や「払込依頼書」による支払い期間などを設けており、遅延損害金の発生はその期限を過ぎてからとなります。
具体的には、以下のタイミングで遅延損害金が発生します。
遅延損害金の発生までの流れ
①毎月2日に引き落とし
②10日に再引き落とし
③アプリ「イオンウォレット」で届く「バーコード」または
郵送される「払込依頼書」を使ったコンビニでの支払い
④①〜③で支払いが行われなかった場合、遅延損害金が発生
遅延損害金はレンタルショップなどで返却日を過ぎてしまった場合に請求される「延滞金」のようなものです。利用残高に上乗せして請求されるため、日ごとに支払わなくてはならない金額が増えていきます。
遅延損害金は以下の計算式で求められます。
利用残高×遅延損害金利率÷365日×滞納日数
遅延損害金利率は
ですので、たとえばショッピングで15万円の支払いを30日間滞納してしまったとすると、1,800円の遅延損害金を追加で請求されることになります。
自動振替で支払いができなかった場合、カードの請求会社から電話や書面で支払いを催促されます。この段階でも指定された期日までに支払いができれば、返済金額が増えるなどといった大きな問題に発展することはありません。
しかし支払いのめどが立たずに督促を無視していると、自宅や勤務先に電話がかかってきたり、訪問されたりします。
そうなると支払いを滞納していることが、家族にバレてしまう可能性が高くなります。
イオンカードの場合、返済を滞納してから約2ヶ月が経過すると、クレジットカードを強制解約されます。
もちろんイオンカードで貯めたポイントもすべて無効になってしまいます。
この時点で個人信用情報に事故情報として掲載されるため、いわゆる“ブラックリスト入り”します。
ブラックリストに掲載されている5年ほどの間は新しくクレジットカードを発行したり、キャッシングを利用したりすることができません。また車や家などを購入する際のローンも利用できなくなります。
さらに返済の滞納が続くと、一括返済の通知が届きます。
文字どおり、リボ払いや分割払いの残高、そしてここまでに発生した遅延損害金など全額を一括で支払うように請求されてしまいます。
しかもすでにブラックリストに掲載されているため、他の金融機関からお金を借りて返済に充てることも難しいでしょう。
なお、この時点ですでにカード会社へのあなたの借金は、イオンカードから「エー・シー・エス債権管理回収株式会社」という債権回収業者に引き継がれているケースが多く、通知書も同社から届く可能性があります。
一括返済に応じられなければ、最終的に裁判にまで発展する可能性があります。裁判所の強制執行によって、自宅や家、預貯金などの大切な財産が差し押さえられてしまうのです。
ここまで事態が悪化してしまうと、もはや家族に黙っておくことはできないと考えましょう。また給与が差し押さえられてしまった場合は、必ず会社にも知られてしまうことになります。
ここでは「どうしてもお金が工面できず、支払えそうにない……」というときの対処法を、具体的にご紹介します。
タイミングによって有効な手段は異なりますが、以下を参考にして、なるべく早急に対策を講じるようにしましょう。
すでに引き落としがされる以前に返済が難しいことが分かっている場合は、支払い方法を「リボ払い」に変更しましょう。
リボ払いとは、利用残高に対して、一定の金額と手数料を月々支払っていく支払い方法です。
ひと月あたりの支払い額を抑えることが可能ですが、月々の支払い額が少ないと元金が減りにくく、支払総額が増えやすいというデメリットがあります。
イオンカードの場合、支払い方法の変更締切日は「支払日の前月20日」となっています。
イオンカードのリボ払いサービスには、次の3種類が用意されています。
明細指定リボ | 利用明細1件単位で「リボ払い」へ変更できるサービス |
期間指定リボ | 1ヶ月単位の期間指定で「リボ払い」へ変更できるサービス |
全リボ | その後のすべての支払いを「リボ払い」へ変更できるサービス |
ただし、リボ払いの変更受付期間を過ぎた支払いに関しては、支払い方法の変更はできません。
あくまで、受付期間までであれば有効な対策であることを覚えておきましょう。
なお、リボ払いは急な出費が発生した場合に便利なサービスですが、そのぶん返済意識が薄れて、次々と新たな買い物に手を出しやすいといえます。
また返済期間に応じて手数料も発生します。
その結果、思いもよらない借金生活に陥ってしまう危険性もあるため、「今回だけは特別」と言い聞かせて“応急処置”的に利用することをおすすめします。
なお、イオンカードでは一括払いから分割払いへの変更はできませんのでくれぐれも注意が必要です。
カード支払日を忘れていたり、1週間程度の滞納ですむ場合は「どうしよう」と悩むより先に、クレジットカード会社に連絡しましょう。
そこで次回の支払いが難しい旨を正直に話し、支払い期限の延長などを相談してみることをおすすめします。
カード会社の担当者に対し誠実な対応をすることで、支払い条件の交渉にもきちんと応じてもらえる可能性が高いため、落ち着いてカード会社に連絡しましょう。
どうしても支払いが難しい場合は、弁護士や司法書士に相談して「債務整理」という方法があります。債務整理とは、借金を減額・免除するための手続きで、以下の3種類があります。
任意整理 | 貸金業者などの債権者と直接交渉して「返済期間の延長」や「利息カット」月々の返済額を軽くする手続き。裁判所を介さず自由な交渉が可能なため、デメリットも少ない。 |
個人再生 | 裁判所の許可を得て、借金残高を原則5分の1に減額する手続き。自宅など財産は失わないが、安定した収入が必要。 |
自己破産 | 裁判所の許可を得てすべての借金をゼロにする手続き。財産を失う、職業に制限がかかるなどデメリットも大きい。 |
債務整理をすると「ブラックリストに掲載される」という代償はありますが、請求会社からの督促を止められるだけでなく、事前に相談すれば家族にバレないように水面下で手続きを進めることも可能です。
家や車などの財産が差し押さえられる事態も防げるため、一度専門家に相談してみることをおすすめします。
弁護士法人・響は相談は何度でも無料となっていますので、滞納が長期的に続いている人は、一度相談してみることをおすすめします。
ここからは、イオンカードの支払いに遅れた際の気になるポイントについて解説します。
A.イオンカードの引き落としができず、カードを止められてしまった場合でも、すぐにポイントに影響が出るわけではありません。
毎月10日の再引落日までにイオン口座に入金をするか、イオン口座以外を利用している人は銀行振込やコンビニ支払いなどで入金をすることで、3〜5日の間にカードが利用できるようになります。
この場合は、貯めたポイントにも影響がなく、普段通りに利用することが可能です。
しかし、滞納を続けて2ヶ月経過してしまうと、カード自体が強制解約となってしまいます。この場合は、貯めたポイントも失効してしまいます。
A.ETCカードは、クレジットカードの方が利用停止となった場合、使えなくなる可能性があります。
即座に停止するとは限らないものの、支払いが遅れているカードに付帯しているETCカードの利用は控えたほうがよいでしょう。
もちろん、ETCカードも滞納をすれば信用情報に傷がつきますので、早めに滞納を解消することを心がけましょう。
A.家賃や光熱費をカードで自動引き落としにしていた場合、クレジットカードの停止にともない、自動引き落としもなされません。
そのため、イオンカードが停止していた期間に引き落としに失敗したものを改めて確認し、手動で振り込む必要があります。
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