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任意整理において必要となる書類は、2つに分けられます。
専門家に依頼するための必要書類
「身分証明書」「印鑑」「借入先のクレジットカード」
交渉に必要となる書類
「債権者一覧表」「返済状況がわかるもの」「現在の収入に関する資料」等
依頼の際に必要な書類は必ず揃える必要がありますが、必任意整理の交渉で必要になる書類は、依頼者が提出する情報をもとに専門家が作成してくれます。
必要書類を用意するための手間を最小限に抑えながら、交渉をうまく進めてくれるのが専門家です。
必要書類の確認も兼ねて、専門家である弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。
この記事では、任意整理を行う際の必要書類や準備のポイントについて詳しく説明します。
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任意整理で必要な書類は、依頼のときに用意する書類、相談や交渉のときに用意する書類にわけられます。
詳しく説明していきます。
手続きや交渉には、債務整理の経験が豊富な専門家に頼んだ方が効率的です。
弁護士や司法書士といった専門家に依頼する際において、基本的に自分で用意する書類は以下の3つです。
上の3点はあくまで任意整理の手続きを依頼する際に必要最低限の書類・持ち物です。
専門家に依頼した後は、状況に応じて他にも書類が必要となります。
任意整理で交渉をしていくにあたり必要になってくる書類があります。
任務整理の書類において、必要最低限の書類は
交渉を速やかに進めていくことを考えると、これ以外に借入先の金融業者のリスト(債権者一覧表)があれば望ましいでしょう。
逆に言えば、それ以外の書類については必ず揃えなければならないというわけではありません。
相談を進める際に必要となる書類というのは、あくまで任意整理を依頼された弁護士や司法書士などの専門家が、債権者と交渉をスムーズに進める上で手元にあった方が望ましいというものです。
ですから、書類を準備できなかったからといって任意整理ができないということはありません。
任意整理は裁判所を介さないので、手続きの進み具合は交渉次第と言ってもいいでしょう。
任務整理に慣れた専門家であればあるほど、必要最低限の書類だけでも交渉を進められる可能性が高くなります。 任務整理を依頼する際には、実績のある専門家を見つけることも重要なポイントといえるのです。
必要書類の入手先および入手する際のポイントについて説明します。
必要書類は、公的書類であれば管轄の役所で入手できます。
また、住民票は、マイナンバーカードがあれば、役所だけでなくコンビニエンスストアで取得することも可能です。
収入に関する書類は、最近では会社のイントラネット上で源泉徴収票や給与明細書を入手できるので、家族に知られることなく揃えることが可能です。
書類の準備が困難な場合でも、債権者一覧表のように、専門家に依頼すれば代わって作成してもらえるものもあります。
専門家を頼ると、書類の入手方法についてアドバイスをもらえたり、金融業者からの窓口になってくれたりもするので、家族に知られるリスクを抑えられます。
債権者一覧表を作成するときは、わかる範囲でいいので、取引がある金融業者の社名、借入額や返済額、取引開始日などを記載した書類を用意してください。
債権者一覧表は、原則的には、借入先の金融機関等 全ての借金の情報を記載しておく必要がありますが、すべてを把握していないこともあるでしょう。
金額など細かい内容がわかりにくいときには、各金融業者から届いた督促状などを用意しておきましょう。
自分ではわからない部分については、専門家が督促を基に業者に連絡することで開示してもらえるなど、専門家だからこそできる作業もあります。
任意整理で用意する書類は、専門家が和解交渉を有利に進めるために必要になる書類と言えます。
交渉に必要な書類の作成は、依頼人(借金問題で相談した人)が持ってきた情報を基に専門家が行ってくれますので、依頼人が書類作成で手間を負うことはあまりありません。
任意整理を専門家に依頼する場合、最初に必ず用意しなければならない必要書類は、身分証明書や印鑑くらいです。
ただ、交渉をスムーズに進めるためにも、貸金業者との契約書や利用明細などの記録、債権者一覧表などを用意しておくことが望ましいです。
自分がどの業者からいくら借金しているのかを知りたいときは、信用情報機関に問い合わせて確認をしてみましょう。
本人であれば信用情報機関に情報開示請求ができます。
信用情報の登録状況の確認方法など、信用情報について関心のある方は、以下の記事を確認してみてください。
書類が必要になるのは、相談や交渉のときばかりではありません。
交渉がまとまれば、和解契約書という書類も必要になります。
専門家であれば、和解契約書に何を記入する必要があるのかも把握しているので安心です。
相談の段階で出す書類は、和解後の返済計画のための資料にもなります。
いい和解条件で生活の立て直しをしていくためにも、任意整理に必要な書類はできるだけ用意しておくといいでしょう。
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