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借金返済

2020.11.19 2021.11.17

実はヤバいリボ払い…リボのしくみと早く完済する方法を解説!

いつまでたってもリボ払いの返済が終わらない…
リボ払いはヤバいと聞いたけど、どういうところがヤバいの?

毎月の返済額が一定になるのがリボ払いの魅力です。

しかしながら、これこそがリボ払いのリスクともなっているのです。

便利な活用方法に目が留まりがちなリボ払いですが、この記事ではリボ払いがヤバいといわれる理由をはじめ、リボ払いのしくみ、借金をふくらませないための方法について解説していきます。

あわせて、リボ地獄に陥ってしまったときにはどのような解決策があるのか、任意整理を考えた場合にはどこへ相談するとよいのかについても見ていきましょう。

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リボ払いが「ヤバい」といわれる4つの理由

リボ払いはクレジットカードの返済方法のひとつで、リボルビング払いの略称のことです。

毎月の返済額を一定額に抑えられるのが魅力ですが、リボ払いが「ヤバい」「怖い」といわれるのも事実です。

リボ払いには以下の4つのリスクがあります。

リボ払いのリスク

  • 金利が高く、返済総額が上がりやすい
  • なかなか元金が減らず、返済が終わらない
  • 返済しているつもりになりやすく、ピンチの時に気づけない
  • 無意識に設定し、リボ払いを利用していることに気づかない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金利が高く、返済総額が上がりやすい

リボ払いの金利は年15.0%程度で、カードローンの金利に近くなっています。

しかし、借金の残高に対して金利がかかるため、借金の残高が多いほど返済総額は増えていきます

同様に、返済期間が長くなっても返済総額は増えてしまうのです。

たとえば、20万円の商品を月5,000円のリボ払い(金利年15.0%)で買った場合、返済総額は24万8715円となります。

つまり、手数料として4万8715円を支払わなければなりません。

また、返済が完了するまでには3年4ヶ月かかります。

【例】20万円の商品を月5,000円のリボ払い(金利年15.0%)で買った場合(定額方式)
支払回数 40回(3年4ヶ月)
返済総額 248,715円
手数料 48,715円

なかなか元金が減らず、返済が終わらない

残高に対して月々の返済額が小さければ、返済額の多くを利息が占めることになります

そのため、元金はなかなか減りません。

例えば、100万円を月1万円のリボ払い(金利年15.0%)で返済する場合を考えてみましょう。

【例】100万円を月1万円のリボ払い(金利年15.0%)で返済する場合(定額方式)
支払回数 100回(8年4ヶ月)
返済総額 1,618,620円
手数料 618,620円

返済が完了するまでに8年4ヶ月かかる上、手数料を61万8620円支払わなければなりません。

毎月1万円という返済額は大きいようにも思えますが、元金の100万円に対してはわずか1%に過ぎないためです。

一方、1で紹介した例の毎月の返済額は5,000円ですが、元金20万円に対しては2.5%に相当します。

このように、元金に対する返済割合が小さくなるほど返済期間は伸び、それに伴い総返済額も増えてしまうのです。

返済しているつもりになりやすく、ピンチの時に気づけない

リボ払いで毎月決まった金額を返済している場合には、返済額の大部分が利息に充当されます。

そのため、元金が減らない状況にあっても、順調に返済が進んでいる・元金が減っているように錯覚しやすくなります

日常的にリボ払いを利用していると、利用残高はふくらんでいく一方で、返済期間もどんどん長引いていきます。

リボ払いが限度額に達してカードが使えなくなったことで、初めて事態を認識するケースもあるようです。

こうならないためには、定期的なリボ払い残高のチェックが欠かせません。

無意識に設定し、リボ払いを利用していることに気づかない

以下のように、うっかりリボ払いにしてしまっているケースもあります。

リボ払いになっているケースの例

  • 契約時の説明を見落としてリボ払いの設定にしてしまった
  • オンライン上でサービス登録する際にリボ払いの設定にしてしまった
  • そもそも「リボ専用カード」を契約していた

知らない間にリボ払いになっていたという状況を防ぐためには、カードを契約するときに支払方法に関する説明や規約をきちんと確認することが大切です

カード契約時に
チェックしたい項目

  • 支払いがリボ払いに限定される「リボ専用カード」ではないか?
  • 初期設定が「自動リボ設定」となるカードではないか?
  • 利用金額が一定額を超えるとリボ払いになる設定(超えたらリボ)ではないか?
  • 支払方法を「自動リボ設定」にしていないか?

なお「リボ払い」は、「リボルビング方式(払い)」「ミニマムペイメント方式(払い)」などと記載されていることもあります。

クレジットカードの契約や支払いに関する名称は、めったに使わない言い回しなどもあるため、スルーしてしまいがちです。

担当者に直接質問をしたり、コールセンターに電話をしたりして、わからないことを解決してから契約することを心がけましょう。

また、利用中のカードについても、利用明細には必ず目を通すことがポイントです。

そもそもリボ払いはどんな返済方法なの?しくみと種類について

リボ払いがヤバいとされる理由には、リボ払いのしくみが影響しています。

ここからは、リボ払いのしくみについて具体的に解説します。

リボ払いと分割払いはどう違う?

リボ払いと間違いやすいものに「分割払い」があります。

どちらも月々の返済額が一定になる返済方法ですが、支払回数や金利のかかり方、返済額に違いがあります。

リボ払いと分割払いの違い
リボ払い 分割払い
支払回数 ・完済するまで
・利用残高が増えると支払回数が増える
・買い物の都度、支払回数を決める
・3~24回の範囲内で決める
毎月の
返済額
毎月ほぼ一定 支払回数や利用金額によって変わる
金利の
かかり方
残高の変動があっても金利は変わらない 分割回数が多いと金利も高くなる

リボ払い

リボ払いは、ひと言でいえば毎月の返済額を指定する方法です。

利用件数や利用額に関係なく、月々の返済額がほぼ一定となり、利用残高によって支払回数や返済期間が変わります。

カード会社によっては、カードの種類ごとにリボ払いの金利を変えていることもあります。

分割払い

分割払いは、1回の買い物ごとに支払回数を指定する方法です。

支払回数が3〜24回の範囲で決まっていて、3回払い以上は金利がかかるカードが多いでしょう。

支払回数に応じて金利が上がることがあるため、毎月の返済額は支払回数や利用金額に応じて変わります

リボ払いの返済方式には主に2種類ある

リボ払いの主な返済方式は定額方式と残高スライド方式の2種類あります。

1.定額方式

利用回数や利用金額にかかわらず、毎月の返済額がほぼ一定になるものです

利用残高が増えるほど返済期間が延長され、その分利息額もふくらむリスクがあります。

返済額を計算する際に、利息込みなのか、利息別なのかという違いによって、さらに2種類の方式に分かれています。

元利定額方式
元金と利息を合計した金額から、毎月定額を返済する方法です。
 月々の返済額は変わりませんが、返済額に占める元金の割合が変わっていきます。
 返済当初は元金が多い分、利息が高くなるため、元金の返済は進みにくくなります。
 ただし、返済が進んでいくと返済額での利息の割合が減り、元金への返済が増えていきます。
元金定額方式
毎月定額の元金と利息を合わせた金額を返済する方法です。
 返済当初は元金が多い分、利息額が高くなるため負担が大きくなります。
 ただし、返済が進むにつれ利息が下がるため、返済額も下がっていきます。
 元利定額方式と比べ、最終的な返済総額を抑えられ、返済スピードも早くなります。

2.残高スライド方式

定額部分が利用残高に応じて段階的に増減するものです

特にカードローンでは、残高スライド方式と元利定額方式を組み合わせた「残高スライド元利定額方式」を採用している会社が多くあります。

残高スライド方式では、利用残高に応じた最低返済額が決められており、返済が進んで利用残高が減れば毎月の返済額も下がります。

ただし、返済額が減ることで返済期間が長期化し、利息総額が増えやすいのがデメリットです。

また、途中で買い物をして利用残高が増えてしまうと、毎月の返済額は増えてしまいます。

最低返済額の例(エポスカード標準コースの例)
利用残高 毎月の返済額
1~50,000円 3,000円
50,001~100,000円 5,000円
100,001~200,000円 10,000円
200,001~300,000円 15,000円
300,001~400,000円 18,000円
400,001~500,000円 20,000円
500,001~600,000円 25,000円
600,001~700,000円 30,000円
700,001~800,000円 40,000円
800,001円~ 50,000円

自分が契約しているリボ払いの種類はどこで確認できる?

現在自分が契約しているリボ払いの種類、支払いコースは、主に2つの方法で確認できます。

  • インターネットの会員ページ
    リボ払い設定の確認・変更ができるページなどから確認できます。
  • 利用明細書
    利用明細書の中に、現在のリボ払いの種類や支払いコース、金利などが記載されていることがあります。

もし、自分が契約しているリボ払いの種類が分からければ、お客様窓口やコールセンターに電話で相談してみるのも方法のひとつです。

リボ払いを安全に使う方法はある?

ここまでの説明で、「リボ払い=ヤバい&危険」と感じた人もいるでしょう。

とはいえ、リボ払い=即危険というわけではありません。

自分なりに利用のルールを決めて、それを守っていけば問題ありません。

以下に目安となる注意点をあげてみました。

1.どうしても必要なとき以外は使わない

あらかじめ「自動リボ設定」や「リボ専用カード」でないことを確認しておきましょう。

リボ専用カードや自動リボ設定にすることで、ポイント優遇が受けられるケースもありますが、金利を考えると1回払いより有利になることは原則的にありません

カードを使うときには、1回払いもしくは2回程度の分割払いにし、リボ払いは急な出費があった場合など、どうしても必要なときのみに利用しましょう。

2.明細書を確認し、利用残高や返済状況を把握する

気がついたら借金がふくらんでいたという事態を防ぐには、利用残高や返済状況を把握しておくことが不可欠です。

毎月必ず利用明細書に目を通し、利用残高はもちろん、その月の返済額の内訳である元金・利息の割合を確認しましょう。

確認することで借金がどれくらい減っているのか、月々どれくらい利息を払っているのかを再確認することもできます

3.リボ払いの設定金額を増やしておく

リボ払いの設定金額を変更して毎月の返済額を増額すれば、返済期間の長期化を防ぐことができます

返済期間が短縮される分、利息総額も抑えられます。

それでもリボ払いで借金額がヤバくなったら…?

リボ払いによって借金がふくらんでしまった場合には、主に3つの対処法があります。

1.繰り上げ返済または一括返済をする

繰り上げ返済は、毎月の返済とは別に利用残高の一部を返済する方法です。

全額が元金の返済にあてられるため、元金の返済が進められるだけでなく、それ以降の利息を軽減することにもつながります

まとまった収入があるときは、一括返済で全額を返済してしまえば利息もかかりません。

2.別のローンに借り換えする

金利が低いカードローンなどからお金を借りて、リボ払いの利用残高を一括返済してしまう方法です。

ただし、ローンからの借入には新たに審査が必要となります。

また、利息負担が軽減されても、借金額が減るわけではない点に注意しましょう。

3.「任意整理」で将来利息をカットする

リボ払いの返済が困難な場合は、「任意整理」も選択肢となります。

任意整理は債務整理方法のひとつで、借入先と交渉して返済可能な条件を取り決めるものです

将来利息をカットして元金のみの返済にすることが可能な場合も多いので、リボ払いを完済できないケースにも有効です。

任意整理にはデメリットがほとんどないため、年間200万人以上が利用しているともいわれています。

メリット
  • 将来利息がカットされ、元本のみを返済する
  • 過払い金があれば元本も減らせる
  • やむを得ない事情がある場合は、特定の借入先のみ交渉の対象にできる
  • 保証人に迷惑をかけずに手続きできる
  • 原則的に家や車を手放す必要はない
  • 借金の理由を問われない
  • 家族や勤務先に比較的知られにくい
デメリット
  • 信用情報機関に事故情報が約5年掲載されるため、期間中は新たな借入ができない
  • 借金の減額の範囲は、将来利息のカット、遅延損害金のカットで、大幅な減額にはならない

リボ払いの返済に困ったら弁護士や司法書士にまず相談を

リボ払いの完済の見通しがつかない、返済ができないなどの不安がある場合は、弁護士や司法書士に相談する方法もあります。

弁護士や司法書士に相談・依頼する具体的なメリットは以下の通りです。

弁護士や司法書士に相談・依頼するメリット
  • 借入状況に基づき、自分に合った解決策をアドバイスしてもらえる
  • もし任意整理が必要になった場合も、借入先との交渉を任せることができる
  • 専門家に依頼した時点で、請求や取り立てがストップする

弁護士事務所や司法書士事務所の中には無料相談が可能な事務所もあります。

まずは一度相談してみることを検討してみてはいかがでしょうか?

この記事のまとめ

リボ払いは、以下の理由から「ヤバい」といわれることがあります。

  • 金利が高く、返済総額が上がりやすい
  • なかなか元金が減らず、返済が終わらない
  • 返済しているつもりになりやすく、ピンチの時に気づけない
  • 無意識に設定し、リボ払いを利用していることに気づかない

いわゆる「リボ地獄」を防ぎ、安全にリボ払いを使うには以下の点に気をつけるとよいでしょう。

  • どうしても必要なとき以外はリボ払いを使わない
  • 明細書を確認し、利用残高や返済状況を把握する
  • リボ払いの設定金額を増やしておく

もし、リボ払いの返済が困難になってしまったときには、任意整理が早期解決に役立つこともあるかもしれません。

まずは、相談料無料の弁護士や司法書士などに相談してみましょう。

宮城 誠
監修者:司法書士法人みつ葉グループ 代表司法書士
宮城 誠
  • 司法書士会所属:福岡県司法書士会 第2033号 、簡裁認定司法書士番号 第1229026号
  • 出身地:宮城県生まれ福岡市育ち
  • 経歴:2011年九州大学経済学部卒業。2012年司法書士試験合格。大手司法書士事務所で約6年経験を積み、2018年みつ葉グループ入社。
  • コメント:お客様のお悩みやご不安なことが一つでも多く解決できますよう、誠実かつ丁寧に対応させていただきます。お気軽にご相談ください!
  • 宮城誠の詳細プロフィール

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