2020.06.10更新

ポケットカードは債務整理できる?手続きから注意点まで詳しく解説

ポケットカードでも債務整理はできるの?

クレジットの支払いや借金のことで困ったときに考えたいのが、債務整理です。 ポケットカードの支払いも、債務整理で負担を軽くできます。

そこで、こちらの記事では、

  • ポケットカードで債務整理する方法
  • 任意整理というやりかた
  • ポケットカードで債務整理するときの注意点
  • 専門家に頼むことのメリット


などについて説明します。

ポケットカードの借金は債務整理できる

ポケットカードの借金やクレジットの支払いなどでも債務整理はできます。 債務整理の話に入る前に、まずはポケットカードとは何かについておさらいしておきましょう。

ポケットカードの特徴

ポケットカードとは、「P-oneカード」や「ファミマTカード」などを発行しているクレジット会社のことです。
かつては「マイカルカード」が有名でした。

小売り事業者などとの提携で次のようなクレジットカードを発行しています。
・ファミリーマート:ファミマTカード
・TSUTAYA:Tカードプラス
・ZOZOTOWN:ZOZOCARD
・島忠・ホームズ:島忠・HOME'S Tカード

自社ブランドのクレジットカードとして「P-oneカード」があり、ショッピング時の支払いで自動的に1%OFFになるのが大きな特徴です。
ショッピングだけではなく、公共料金などもすべて1%OFFになります。

他のクレジットカードのようにポイント還元制度もあります。
貯まったポイントはポケットカードが運営するポケットモールで使用できます。

コンビニや通販など日常的に利用する店舗で使えるため、使い勝手のいいカードです。

一方で、リボ払いが月々3000円から支払える気軽さや、30万円までのカードローンが17.80%という高利率であることなどから、ショッピングの使いすぎ、借り入れのしすぎで毎月の支払いが厳しくなる人も少なくありません。

返済に困ったときは任意整理を検討

リボ払いやカードローンの支払いで一番大変になるのが、毎月の利息です。 返済する元金が大きくなると、利息の支払いだけで精一杯で、いくら返済しても元金が減らない「リボ地獄」と呼ばれる状態になる人もいます。

利息の返済に困っている人には、任意整理をおすすめします
任意整理とは、借金の悩みを軽くする債務整理の方法のひとつです。
他の債務整理よりも進め方が比較的簡単で、手続きが完了するまでの期間も短いのが特徴です。

ポケットカードで任意整理をすると、将来利息の免除や、長期の分割払いなどに応じてもらえる可能性は十分あります。

ポケットカードを任意整理するとどうなる?

債務整理の方法として最初に検討されるのが、労力的にもリスク的にも一番負担の少ない任意整理です。

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を介さずに、クレジット会社と直接交渉することで返済の負担を軽くしてもらう債務整理の手続きです。
裁判所を通さないので、他の債務整理と比べて、たくさんの書類を揃える手間が少なく、クレジット会社との交渉もスムーズに終わります。

任意整理で期待できること

・利息のカット
・遅延損害金のカット
・支払期間の延長
・過払い金が発生している場合は、元金が減額される

ただし、利息や遅延損害金は免除してもらえますが、元金は全額返済する必要があるので注意が必要です

任意整理に向いているのは、

  • 月々の支払いが利息ばかりで元金が減らない
  • 3~5年の期間があれば、元金は返済できる
  • 家族や会社にバレたくない
  • 車や自宅などの財産を没収されたくない

といったケースです。

過払い金が発生する仕組み

2007年以前に借り入れをしている場合は、過払い金が発生している可能性があります。

本来、消費者金融やクレジット会社は、お金を貸すときに法律で定められた上限金利以下で利息を設定しなければなりません。
しかし、2007年以前にはグレーゾーン金利と呼ばれる違法な利率で利息をとっていた消費者金融が多く、違法な利息は過払い金として利用者に返還しなければならなくなりました。

過払い金は、完済から10年が返還請求をできる時効となります。 2007年以前に借り入れをして、完済からまだ10年経過していない人は、過払い金請求をできる可能性が高いのです。

任意整理は交渉で解決を図れる

任意整理は、クレジット会社と直接交渉することで解決を図る債務整理手続きです。
必要書類を揃える手間が少なく、裁判所に出頭する必要もありません。

決められたルールがないので、クレジット会社も柔軟に対応してくれる場合があります。 ポケットカードの場合は、将来利息のカットに加えて、5~10年での返済計画にも応じるケースもあります。

任意整理以外の債務整理は個人再生と自己破産

債務整理の方法には、任意整理以外にも、個人再生と自己破産があります。 それぞれの特徴や、向いているケースを見ていきましょう。

100万円以上の借金を減らしたいときは個人再生

個人再生とは、裁判所を通して行う債務整理の手続きで、借入金の金額に応じて大幅に減額してもらえる制度です。

任意整理とは違い、利息だけではなく元金そのものが減額されます。

ポケットカードの利用が重なり、気がつくと元金が100万円以上に膨らんでしまっていたという人は、個人再生を検討してもいいでしょう。

一方で、元金が100万円未満の人は個人再生手続きをしても全額返済する必要があるため、任意整理と比べても、特にメリットがなくなってしまいます。

個人再生と任意整理の違いは、他にもあります。
関心のある方は「任意整理と個人再生の違い|2つを比較して選ぶポイントを押さえよう」で確認をしておくと良いでしょう。

借金全額をゼロにしたいときは自己破産

自己破産とは、裁判所を通してすべての借金を免除してもらう制度です。
非常に厳格な手続きで、借金をゼロにしてもらう前に、所有している財産は返済の一部に充てます。
家や車などのすべての財産は、基本的に手放さなければなりません

自己破産手続きを検討するのは、
・借金総額が大きすぎて返済ができなくなった
・失業などによって収入がほとんどなくなった
・財産を手放してでも生活をやり直したい
など、個人再生よりもさらに返済が厳しい状況にあるときです。

自己破産の詳しい内容や、財産が没収される基準などを知りたい人は「自己破産で車は処分されちゃうの?没収の基準と手元に残しておく方法」でチェックしておきましょう。

ポケットカードの債務整理に伴う注意点

任意整理に限らず、ポケットカードで債務整理をする際には、いくつか注意しておかなければならないことがあります。

貯まったポイントは失効する

ポケットカードの借入金を債務整理すると、現在貯まっているポイントは失効します。
ポケットカードに限らず、クレジットカードを債務整理するとクレジット会社から強制解約されてしまうからです。
解約と同時にポイントは失効してしまうので、債務整理をする前に、貯まったポイントは使い切っておきましょう。

信用情報機関に事故情報が登録される

債務整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録されます。 信用情報機関に事故情報が載ると、カード作成の際の審査に通りにくくなるので、新たにクレジットカードを作ることができなくなります。

事故情報が登録される期間は債務整理の内容によって異なり、任意整理、個人再生が5年、自己破産は7~10年が目安です。

新たにクレジットカードを作りたいときは、事故情報が消えてからにしましょう。

同系列の会社と取引できない可能性がある

債務整理をした会社と、その系列会社には、「社内ブラック」として独自に保管している事故情報記録があります。 過去に債務整理をしたという情報がいつまでも照会されてしまうので、系列会社で新規申込をしても審査が通る可能性は低いです。

新規でクレジットカードを作るときには、債務整理をした会社や系列会社以外のところに申し込むようにしましょう。

ポケットカードの返済で困ったら専門家に相談を

債務整理は、専門家に依頼しなければならないという決まりはありません。 しかし、専門的な知識や経験がないと、手続きを進めるのはかなり難しいです。

個人で債務整理をすることに時間と労力をかけるよりも、費用をかけてでも専門家に依頼したほうが、メリットは大きいと言えるでしょう。

任意整理の手続きでのメリット

任意整理を専門家に依頼することで、次のようなメリットが得られます。

督促をストップできる

ポケットカードの支払いを滞納すると送られてくるのが督促状です。 専門家は、任意整理の代理を引き受けると受任通知をクレジット会社に送ります。 受任通知が届くと、クレジット会社は、督促等の取り立て行為ができなくなります。

和解交渉をうまく進めやすくなる

債務整理の実績が豊富な専門家に依頼することで、交渉を有利に進めることができます。
ポケットカードなどのクレジット会社としては、任意整理を断って自己破産されてしまうくらいであれば、元金だけは確実に回収できる任意整理をした方が得策です。
和解交渉を円滑に運ぶには債務整理の専門家の力が必要で、依頼者に有利な条件で任意整理ができる可能性が高くなります。

他の債務整理でもメリットがある

専門家は、ポケットカードの任意整理だけではなく、他のクレジットカードや金融業者からの借り入れなどについても、合わせて債務整理をすることができます。

リボ払いの支払いができなくなって、他の金融業者からキャッシングをして返済に充てるという、多重債務に陥るケースも珍しくありません。 様々な事情や悩みを抱えた借金問題でも、債務整理の専門家の豊富な実績から、相談者の一番メリットのある債務整理のやり方を提案してくれます

この記事のまとめ

ポケットカードでも債務整理で借金を軽くすることができます。

借金は、 早期に解決することで生活の立て直しを図ることができます。
債務整理をするときには、手続きにかかる時間やリスクを抑えられるという観点から
・任意整理
・個人再生
・自己破産
の順番で検討するといいでしょう。

債務整理を行うときは、借金問題を早期に解決するためにも、司法書士や弁護士などの債務整理の専門家に依頼することをおすすめします。

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