2020.05.01更新

債務整理の後でもデビットカードは使える!特徴や利用の注意点を解説

デビットカードって債務整理後でも使えるの?
デビットカードの特徴や注意点を知りたい

基本的にデビットカードは債務整理しても利用できます。

クレジットカードの便利さを知っている人や今までと変わりなく買い物をしたい人にとっては、デビットカードがどんなものなのかが気になるところでしょう。

そこで記事では、

  • デビットカードとクレジットカードの違い
  • デビットカードを使うときの注意点

などについて詳しく説明します。

デビットカード以外にクレジットカードの代用となるサービスについてもお伝えしますので、確認しておくといいでしょう。

債務整理後もデビットカードは利用できる

ここでは、債務整理とデビットカードの関係についておさえておきましょう。

基本的に利用できる

債務整理には、

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産

と種類がありますが、どの手続きを行っても基本的にデビットカードの利用には影響しません。
そのため債務整理をした後でも、現在使っているデビットカードを手放す必要はありません

新規で発行も可能

債務整理後に新規でデビットカードを発行することも可能です。
デビットカードは銀行口座があれば発行できますし、与信審査(取引相手の返済能力の審査)も必要ありません

債務整理すると一定期間(5年~10年)は信用情報機関に事故情報(いわゆるブラックリスト)が載ります。
クレジットカードやローンの申請には与信審査が必要で、事故情報が載っている間は審査に通ることは難しいでしょう。

しかしデビットカードは与信審査がないので発行できるわけです。

利用できなくなるケースもある

例外的に、立て替えサービスがあるデビットカードは利用できません。

立て替えサービスとは、口座に預金残高が不足した状態でデビットカードを使うと、自動的に立て替えてもらえる制度です。
その場合はクレジットカードと同じく与信審査が必要となるため、デビットカードの利用は難しくなります。

デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードとクレジットカードの違いについて解説します。

入会審査

【デビットカード】
基本的に入会審査は不要
立て替えサービスが付いていれば必要
銀行口座があれば作成可能

【クレジットカード】
入会審査が必要

年齢制限

【デビットカード】
原則15歳以上

【クレジットカード】
原則18歳以上

発行している会社

【デビットカード】
主に銀行が発行

【クレジットカード】
主にクレジットカード会社が発行
銀行、信販会社、流通会社が発行するケースもあり

支払方法

【デビットカード】
即時、指定の口座から引き落とし

【クレジットカード】
後日、指定の方法で支払い

利用限度額

【デビットカード】
指定の銀行口座の残高

【クレジットカード】
カード会社との契約内容による

利用できる店やサービス

【デビットカード】
国際ブランドに対応しているスーパー、コンビニなどの商業施設、インターネット通販など

【クレジットカード】
デビットカードを利用できる店・サービスに加えて、高速道路の料金、飛行機の機内販売、レンタカー、ガソリンスタンドなど

デビットカードを使うときの注意点

デビットカードを使うときの注意点を説明します。

与信審査が付くデビットカードもある

立て替えサービス付きのデビットカードには与信審査があります。
その場合、債務整理から一定期間(5年~10年)は審査に通らないので注意して下さい。

クレジットヒストリーは付かない

クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードやローンの返済履歴を言って、事故情報のないクレヒスを記録し続けること自体は、利用者の信用を確認するためにも有効とされています。

返済を滞納すればクレヒスに傷が付き、今後新しくクレジットカードを申し込んだり、ローンを組むことが難しくなります。

デビットカードを利用してもクレヒスに傷は付きませんが、全くクレヒスが付かない場合も過去の実績として記録が残らないため審査に通りづらいと言われています。

使えない場所がクレカより多い

デビットカードはクレジットカードと比べて使えない場所が多いです。

  • 高速道路料金
  • 飛行機の機内販売
  • レンタカー
  • ガソリンスタンド

といった場所では基本的に使えません。

高速道路の料金は後日まとめて決済されるため、即時決済のデビットカードに対応していません。
飛行機の機内販売もオンライン決済に未対応です。

支払方式が後日請求のレンタカーも基本的にデビットカードを使えませんが、ガソリンスタンドに関しては条件次第(残高1万円以上など)で使えるデビットカードもあります。

債務整理後でも発行できるデビットカード

債務整理後でも発行できるデビットカードとして、

楽天銀行VISAデビットカード

ソニー銀行デビットカード

りそなVISAデビットカード

ミライノ デビット

JNB Visaデビットカード

があります。

発行の際に審査の必要があれば、債務整理後のブラックリスト期間(5年~10年)は発行が難しいのですが、これらのデビットカードは審査がないので発行できます
公式ホームページにも「審査なし」と明記されていますので、心配な方は作成の前に確認しておくのもいいでしょう。

ただしイオンデビットカードのような立替払いサービスに対応しているデビットカードには審査があるため、ブラックリストの間は発行が難しいでしょう。

デビットカード以外にクレジットカードの代用になるもの

デビットカード以外にもクレジットカードの代用になるものを解説します。

家族カード

家族カードとは、家族が本会員として所有しているクレジットカードと同じカードを、本会員の家族に追加で発行してもらえるサービスです。

本会員である家族の信用力に基づいて使えるサービスなので、追加されたカードを使う家族(債務整理をした本人)がブラックリストに載っていても利用できます。

スマホ決済

現金の代わりにスマホで決済する仕組みで、PayPayやLINE Payのような専用アプリをインストールして利用します。

買い物の時はレジの読み取り機にスマホをかざしたり、アプリでQRコードを読み取るだけで決済したことになりますので、使い方は簡単です。
携帯電話料金と一緒に払えるキャリア決済もあります。

プリペイドカード

プリペイドカードとは、前払い式のカードです。
前もってお金をチャージした分だけ利用できます。

デビットカードは指定の銀行口座から引き落とされますが、プリペイドカードは自分でチャージした金額に応じて利用していきます。

この記事のまとめ

債務整理すればブラックリストに載りますが、基本的にデビットカードは利用を続けられますし、債務整理後に新規発行することも可能です。


クレジットカードを作成するには審査が必要ですが、デビットカードに関しては、立て替えサービスが付いていない限り審査の必要がありません


デビットカードには、


  • クレヒスが付かない
  • クレカと比較すれば使える店やサービスが少ない

といった不便はありますが、口座の残高以上は利用できないので使いすぎる心配もありませんし、キャッシュレスで買い物ができる利便性はクレジットカードと変わりません


デビットカード以外にも、家族カード、スマホ決済、プリペイドカードは債務整理に関係なく使えますので、クレジットカードが使えなくなる不便は解消されやすいのではないでしょうか。


債務整理でカードが使えなくなる生活が心配な方は、デビットカードなどの対処法も検討してみるといいでしょう。

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